2021年9月12日日曜日

夏の終わりに夏草は茂る

 

晴れているのに時々雨が降ってくるという変な天気です。裏磐梯と比べたら標高が低いからなのか沼沢湖畔は、蒸し暑さが不快でした。やや暗くなりかかってもう湖水浴をしている人はいなくなったので、ちょっとだけ水の中に入ってみることにしました。水着は持ってきていないので運転して移動するときに着るワンピースのままです。水は思っていたよりもはるかに冷たくて足が攣りました。
湖の周りを一周するので、どこから初めても距離は同じですが、車を登山口に一番近い駐車場へと移動しました。そこはトイレがないので他に駐めている車はありませんでした。水浴びでべとべとしていた頭が少しはさっぱりしました。
会津坂下のコンビニで仕入れた食料を夕食にして早めに寝ることにしました。駐車場には街灯もありません。目覚まし時計はいつも午前4時に鳴るようにセットしてあります。夜明けが遅くなってきたので午前5時ではまだやや暗い感じです。この目覚まし時計がまだ鳴らないうちに近くに2台の車が駐められました。エンジンはかかったままですがドアの開く音はしませんでした。それで目が覚めたので予定より早く出発準備は整いましたが、しばらくもう少し明るくなるのを待つことにしました。まだ暗いのですが歩くのに支障なさそうなので、そろそろ行こうと車の外へ出たとたんに、2台の車から一斉に数人のオヤジたちが現れました。魚釣り組の人たちでした。たぶん先を越されてなるものかと飛び出してきたものと思われます。釣り道具など何一つ持っていないわたしをポカンという顔をして見送っていました。
午前5時5分に赤い鳥居の前まで来ました。しばらくは植林された杉林を行きます。どのスギも根元に近い所の幹が曲がっています。若木の時に雪の重みで曲がってしまったのでしょうか?
只見川が流れていそうな場所は雲海のようになっていました。午前6時40分頃に惣山の山頂に着きました。昨日は気付きませんでしたが大きなアンテナ設備がいくつかありました。前山の山頂には午前8時10分頃の到着です。後は下るだけですが、この下りがけっこう大変でした。
午前10時前に駐車場へと戻りました。所要時間は、5時間20分くらいでした。楽しかった3泊4日のツアーもこれでお終いです。
これまで福島まで出掛けても途中でガソリンを給油したことはなかったのですが、今回はちょっと寄り道をしたりした関係でガソリンの残りが怪しくなってきました。でもぎりぎり給油なしで帰れそうな感じもしますし微妙です。宇都宮の手前で少しだけ給油しておこうと思いました。ところが道路の反対側には次々とガソリンスタンドがあるのに走っている側には全くないのでした。セルフのスタンドで3リットルか5リットル入れようと思っていましたが、やっと現れた人気の無いガソリンスタンドはオヤジが出て来てしまったので、10リットル頼みました。帰宅する直前に満タンに給油したところ足りなかったのは、たったの1.3リットルだったことが判明しました。

2021年9月10日金曜日

へびぃ女のすんだ水


喜多方市のあたりでは、どうも道路地図と実際の道とが整合せず、いつの間にか前にも後ろにも車がいなくなり道路標識には知らない地名が‥‥。でもまぁ方角的に合っていれば良かろうと走り続けると会津坂下という街に入ったので問題ありませんでした。沼沢湖という道路標識に従って左折してしばらく行くと立看があって落石のため沼沢湖まで行けないと書いてありました。引き返すとその先はJR只見線の鉄橋が次々と現れます。よく観光写真で見るような雪景色の鉄橋はこのあたりで撮影したもののようです。撮り鉄人垂涎の地なのかもしれません。10年ほど前の大雨による不通区間はまだあるようですが開通50周年だそうです。
あまり遠回りしないでトンネルを抜けた先で沼沢湖へ行ける道がまた出て来ました。午後2時半過ぎに沼沢湖畔に到着です。とりあえず一番手前の駐車場に入りました。すぐ近くに「妖精美術館」なるものがあるようです。こんな場所で営業が成り立つとは思えませんが、妖精たちが金銀財宝をこっそり貢いでいるのかもしれません。駐車場のすぐ前は浜になっていて、なんと湖水浴が出来るのでした。泳ぐことが公認されている湖沼は初めて見ました。トイレには着替え用の個室とシャワー設備があります。湖畔にはいくつもテントが張られていました。水の透明度は良好で小魚が泳いでいるのが目視できます。ツリーハウスの一種なのか空中に浮かぶようなドーム状のテントのような宿泊設備のところでは若者がバーベキューをしていました。何日か前までは存在すら知らなかった湖にこんなにも俗化したレジャー施設があるとは思ってもいませんでした。
山側には遊歩道がありますが、こちらは立ち入る人もなくメンテナンスもされず廃墟のようになっていそうでした。いくつかある入り口はみな雑草に埋もれていました。案内板にはいくつもバツ印が付いています。
惣山への登山口を確認しておくことにしました。ガイドブックでは神社の赤い鳥居が登山口と書かれていました。その鳥居はなかなか見当たらず駐車場から30分近く歩いてやっと見つかりました。鳥居の前にある二十三夜塔は文化十四年の建立でした。この鳥居のあたりから道路は湖畔から離れていきます。
先ほど歩いた雄国沼は外側にある山を通って一周4時間ほどでした。この雄国沼よりも沼沢湖は狭いように見えるのですが、一周するには5時間以上かかるようです。
昔むかし、、この沼には沼御前(ぬまごぜん)という大蛇が棲んでいたそうな。その大蛇は髪の毛が6メートルもある絶世の美女に化けることが出来て、人を誘惑したり襲ったりしていました。鎌倉時代に退治されますが、その後も生きていたという伝承がいくつかあるようです。

2021年9月9日木曜日

雄国とは別天地の意なり

たいして時間がかからずに登れそうなのでまずは雄国山(1271m)に寄りました。晴れていた空が急速に雲で覆われてしまいました。山頂には木造の展望台がありましたが老朽化していて立ち入らないようにロープが張られていました。それでも誰も見ていないからと上ってしまう人がいますね(^^;
雄国沼休憩舎の前を通って、午前7時半過ぎに金沢峠に着きました。もう花は殆ど咲いていないようなので雄国沼近くの木道が設置されている湿原には行きませんでした。あまりアップダウンのない林道(舗装道から未舗装になりますが車も入れるようです)を延々と歩くと猫魔ヶ岳の猫石の近くに出ました。猫石はどこから見ても猫らしくは見えません。たぶん化け猫は石の下に封印されたのでしょう。一旦、猫魔ヶ岳の山頂まで行ってまた猫石へと戻りました。磐梯山は雲の中です。猪苗代湖は大きな湖ですが、猫魔ヶ岳や磐梯山から眺めるとちょっと距離があるので男体山から見下ろす中禅寺湖のような迫力がありません。
雄国沼休憩舎からは同じ道を戻ります。雄国沼を遠目に周回するのに約4時間かかったことになります。午後0時半に駐車場へ戻りました。だいぶ車があって空いているのは2、3台分です。
先ほどネットで調べたら”例年、雄国沼のニッコウキスゲなどの開花期間である6月上旬から7月中旬にかけて、マイカー規制とシャトルバスの運行を実施しておりましたが、令和3年度においては、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、シャトルバスの運行は中止とし、萩平駐車場は閉鎖しています。規制期間:令和3年6月19日(土曜日)から7月11日(日曜日)まで”とありました。雄国沼は約50万年前に猫魔ヶ岳の噴火で出来たのだそうです。誰か目撃したのでしょうか?(笑)。
そして喜多方市のメインストリートを通り抜けて沼沢湖へと向かいます。コロナの影響でいっぱいあるラーメン屋を市民だけで食べさせていくことが出来るのだろうかと考えながら市街地を通過しましたが、ラーメン屋は別の通りにあるのか一軒も見かけませんでした。ああ、lamentable悲しげな街並み、、。

2021年9月8日水曜日

ごーごーいろいろぬまぬま

さて次は雄国沼です。車中泊場所として予定していた金沢峠へ至る道は道路地図で見る限りとても分かりにくそうでした。頼りの山と高原地図に金沢峠は記載されていますが、その西側にある進入路は地図の端で載っていません。なので、真っ直ぐ行くと喜多方市に通じる道路際にある雄子沢川駐車場に変更することにしました。そこから金沢峠までは徒歩1時間40分ほどです。雄子沢川駐車場は、でこ平からあまり遠くないので五色沼の駐車場に寄って五色沼を見ておくことにしました。
30年くらい前に五色沼に来ているはずなのですが、まるで記憶と違う景色にア然としました。どうも単独では毘沙門沼を五色沼と呼び、柳沼、青沼、るり沼、弁天沼、竜沼、赤沼などの総称としてようです。記憶に残っていたのは別の沼だったのでしょう。
毘沙門沼には大きな錦鯉が泳いでいました。同じ時期に出来た湖沼なのでしょうが、それぞれペーハー値が異なるらしく魚の棲めない沼もあるようです。遊歩道を一回りしました。「磐梯山眺望展望台・吾妻連峰展望台」という丘に上ってみましたが、どうにも先ほどまでうろついていた山には思えませんでした。
バス停の自販機で冷たいコーラが買えました。午後5時40分くらいに雄子沢川駐車場に着いて、少し離れている登山口を確認しておきました。ここは簡易トイレが2つありました。トイレと対角線上の端に駐車しました。他に車はなく、翌朝までわたしだけでした。それでも土・日や雄国沼あたりでニッコウキスゲが咲く頃には満車になってしまうようです。金沢峠へ一般車は入れずシャトルバスが運行される時期もあるようです。
暗くなると通る車も少なくて車中泊には良い駐車場でした。

2021年9月7日火曜日

チョウ止まって!!プレイバック♪

西吾妻山の山頂到着は午前9時16分でした。木々に囲まれているので晴れていても展望はなさそうです。山頂表示は米沢市が建てたようです。山頂を過ぎて天狗岩と言うところまで行きました。天狗岩は一つの大きな岩があるというものではありませんでした。岩でこぼこの平地(?)です。風が吹いてきました。先ほど通過してきた山頂部にかかっていた雲が次々と流されて消えて行きました。西吾妻山と反対方向は雲海が広がっていますが、隙間から街並みが確認出来ました。そちらは山形県です。たぶんこの吾妻連峰を境にして福島と山形とでは天気が異なるということもあるのでしょう。石積みで守られた木造の建物は神社でした。
西吾妻小屋の中を覗いて来た道を引き返します。西大巓やスキー場施設も見えるようになりました。戻った西大巓の山頂には何人も人が居て三角点のすぐ横で弁当を食べたりタバコを吸ったりしているので立ち止まらずに通過です。かなり遠回りになるのですが上ってきた道とは別の早稲沢コースで下ることにしました。笹などが茂り道が不明瞭なところも多々あって歩く人は少なそうなルートです。「九合目」と書かれた破損した表示板が見つけましたが、それっきり八合目以下は目に付きませんでした。ルートを示すテープなどの目印もあまりありません。
布滝の前に出て、そこからはブナの天然林を抜けて、でこ平の方へとまた上りです。こちらを通ったのは途中にある「百貫清水」に寄りたかったからです。直径数メートルの丸い池のようで底から水が湧き出ていました。飲んでしまったペットボトル容器3本に水を汲んで持ち帰ることにしました。
午後3時半頃にデコ平駐車場へと戻りました。他に車は入ってこなかったようです。たぶん誰も現れそうにないので案内板の前にあるベンチで全裸になって汗を拭い、全て着替えました。